施主のT様は、家の性能にとてもこだわりのある方。今回の平屋リノベーションにあたり、ご希望の断熱材は最強の断熱材ともいわれる<セルロースファイバー>でした!
<断熱性能=快適性>と考え、日頃から断熱リフォームをお客様にご提案している私としては、非常に嬉しいお申し出だったことは言うまでもありません。
セルロースファイバーの特徴
断熱性能
吹き込み施工で高密度に充填することにより、高い断熱性能を発揮。
また、繊維の内側に細かい空気をため込む性質上、蓄熱性に優れています。
エコ素材
原材料は新聞紙等の古紙。出荷前のものを細かく裁断したものがセルロースファイバー。
環境にも人にも優しいエコな断熱材です。
調湿・防音性能にも優れている
優れた吸放湿性能で、湿度を一定に保ち、結露やカビの発生を抑える効果も。
また、高密度で施工するため、優れた防音・吸音効果も発揮。アメリカでは防音材として使われる例もあるほどです。
防虫・防火効果
セルロースファイバーに含まれる「ホウ酸」により、ゴキブリやシロアリを寄せ付けない効果が発揮されます。このホウ酸は人体やペットには無影響なので安心です。
同じく「ホウ酸」効果で防火性も高まります。万一燃えても有毒なガスが発生することもありません。
デメリット
あえて挙げるならば・・・
①コスト:他の断熱材よりコスト面の負担は増える
②施工力が必要:密度はもちろん、ある程度の施工面積が必要なことから、大工さんとの事前打ち合わせ等が必要不可欠。
といったところでしょうか。
今回の平屋リノベーションで申請する補助金は、優れた「断熱性能」を有することが絶対条件。
次に紹介している画像で、皆様にセルロースファイバーの施工がどのようなものか伝われば幸いです。
セルロースファイバー施工



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宝塚の山間のT邸、冬の寒さは厳しいものになりますが、セルロースファイバーが冷え込みから守ってくれることと思います。
次は外回りの工事の様子をお届け予定です。どうぞお楽しみに!