既存トイレは汲み取り式のため、浄化槽を設置することになったT邸。浄化槽は、トイレなどから発生する生活排水を、河川や用水路に放流できるレベルまで浄化する、とっても優秀な設備!私も初めての工事でワクワクしております!
まずは穴掘り
ユンボを使って浄化増を地中に埋め込むための穴を掘ります。
コンクリート打ち
土台としてしっかり補強、固定するための、採石を入れてならした後にコンクリートを打ちます。
そしていよいよ、浄化槽設置スタート
浄化槽をクレーンで引き揚げて、堀った穴にゆっくりと落とし込みます。
蓋を外した状態がこちら
中に小さな黒いネット上の物が無数に詰まっています。そしてよーく見ると、その中に白い塊が・・・。実はこれ、バクテリアなんです。浄化槽内に棲むこれらのバクテリアが、排水に含まれる「汚れ」を食べて分解。この微生物による自然の力を利用した、本当になんて素晴らしいシステム!
そろそろ工事終盤
バクテリアを活性化させるため、タンク内に水を張ります。そして適宜、市役所の方に検査に立ち会っていただきながら、埋め戻します。
無事設置完了!
しっかり表面が固まるよう、たっぷりの水を含ませます。
微生物の力によって私たち人間の暮らしが支えられていることを知り、なんだかとても感慨深いものがある浄化槽設置工事でした!
道を歩きながら、こんな風にマンホールのような蓋が並んでいるのを見かけたら、これからは「あっ!浄化槽だ!」と、嬉しくなってしまうに違いありませんね(笑)。
こちらの宝塚市T邸の工事の進捗を引き続きアップしていきますので、どうぞお楽しみに♪
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